今日は、ブロックに捕まらないスパイクテクニックを紹介します。「指で強くボールをついてエンドラインに落とす技はどうやるの?」というコメントをいただきました。高さとパワーに自信があっても、相手のレベルが上がるとブロックに捕まる——その状況を打破するために身につけた技です。1ヶ月くらいで身につくので、ぜひ挑戦してください。
この動画のポイント
- 打つ瞬間、通常のミートでなく指で強いドライブ回転をかけてつく
- ちょっと上に向かってドライブをかけ、ブロックの上を通す
- 全く同じモーションなので、打つかつくか相手は読めない
- メリット・デメリットを理解し、回転でコースを変えて進化させる
指でついてブロックの上を通す
スパイクまでの動作は全く同じで、打つ瞬間に通常のミートでなく、指を固めて強いドライブ回転で巻き込むようにつく。ソフトバレーボールは柔らかいので、指に力を入れていれば突き指の心配なく思いっきりつけます。ポイントは、ちょっと上に向かって強いドライブをかけること。そうするとブロックの上を通って、ストンと落ちます。
狙い方は2通り。1つはエンドライン一杯——アウトかなというところから打つと、強い回転でストンと落ちてインに入る。相手はアウトかインか判断しづらい。もう1つは、レシーバーが後ろに下がったら、もっと強くドライブをかけて女子の前に落とす。普通のスパイクと予測しているので取れません。
全く同じモーションから打つ・上をつく。これだけでブロックの上を通せる。相手は読んでいないと対応できないので、かなり有効です。
メリットとデメリットを理解する
メリットは、ブロックの上を通せて、アウトと思わせてインにしたり、女子の前にストンと落とせること。トスが割れた時やネットにトスが近い時に特に有効で、ブロックの指先に当たってもポーンと飛んでいって決まります。
デメリットは、見た目以上にボールの重さがないこと。予測されると、弾が早くても女子に上げられてしまう。軌道がまっすぐで単調だと取られやすい。でもこれは普通のスパイクも同じで、ミートとボールを一緒にすれば取られる。大原則は、モーションとボールを変えることです。
回転でコースを変えて進化させる
この技を最強にするには、まず真ん中をまっすぐドライブしてコントロールを覚える。次にボールの右側をついてこっち回転、左側をついて逆回転と、つく位置を微妙に変えてコースを切る。同じ打ち方でいろんな軌道で飛ばせるので、ブロックも触れず、レシーバーも予測を外せます。
そして、この技ばかり対応されたら、次は中打ち、上から見せてのプッシュ・フェイントと、どんどん新しい手数を増やして相手のブロックを迷わせる。たくさんの選択肢を持って、どんな時でも得点にできる選手に近づいていきます。
スパイクを決める大原則は、モーションとボールを変えること。つく位置を変えていろんな軌道を持てば、ブロックもレシーブも対応できません。


