オーバーハンドパスがなかなか安定しない、思った通りにコントロールできない——そんな悩みはありませんか?僕も小学生の頃から1日何百本と練習してきましたが、試合でうまくいかず悩んでいました。社会人になって違う練習法を取り入れたら、学生時代の何百本以上に効率よく上手くなれたんです。その方法を紹介します。
この動画のポイント
- 基本は指4本でおでこ、出した後に「手を残す」のがコツ
- 形より『どんな感覚でコントロールするか』が大切
- バスケのチェストパスで、足から体幹の力を伝える感覚を鍛える
- キャッチ&スローや360度パスで、いろんな感覚を脳と体に覚えさせる
基本の形——出した後に手を残す
基本は、小指以外の指4本でボールが当たる形を作り、おでこくらいで構えます。大切なポイントは、ボールを出した後にその形のまま手を残すこと。手がバラバラになってボールが左右に行く悩みは、出した後に手を残すだけでかなり減ります。
ただ、形以上に大切なのは『どんな感覚でパスするか』。フォームに囚われすぎず、思ったところにコントロールできる感覚を身につけることを大事にしてほしいです。
感覚を鍛える意外な練習法
おすすめが、バスケのチェストパス。両手で軽くバックスピンをかけて投げる動きが、オーバーハンドパスと全く同じなんです。これで左右バラバラになることが減るし、足から体幹から全ての力をボールに伝える感覚が身につきます。右足から、左足から、ジャンプしながら——いろんな投げ方をすると、試合で必要な“どの向きでも出せる”感覚が育ちます。
もう一つが、キャッチ&スロー。最初はボールをキャッチして投げる、から始めて、だんだんタッチの時間を短くして、最後はついてパスする。さらに、まっすぐだけでなく360度あらゆる方向にパスする練習も効果的。試合では右にも左にも後ろにも出すので、どの向きでもコントロールできる必要があります。
正面を向いて何百本も単調に繰り返すより、持つ・つく・角度を変える・いろんなボールを使う——工夫で脳と体の新しい感覚を磨く方が、ずっと早く上手くなります。
結果ではなく、2つの能力を意識する
的当てやゴールに入れる練習もいいですが、入ったかどうかの結果だけで見ないこと。意識してほしいのは2つ。ゴールまでの距離をきちんと測れる『空間認識能力』と、測った上でそこへ体を操作する『コントロール能力』です。
この2つが揃って初めて、再現性のあるオーバーハンドパスになります。結果だけ追ってもなかなか上手くならないので、この2つを意識すると上達が早くなります。


