「こんなに練習しているのに、なかなか上手くならない」——そう悩んだことはありませんか?学生時代の僕がまさにそうでした。与えられたメニューを誰よりも多くこなして、成長は努力の量だと思っていた。でも結果が出なかった。大人になって学び直して辿り着いた答えは、練習とは『上手くなるきっかけ』でしかない、ということでした。
この動画のポイント
- 練習すれば必ず上手くなるわけではない——発見を自分で掴めるかが分かれ道
- 「なぜうまくいったか/いかなかったか」を考えることが練習で最も必要
- 指導者はヒントを配っているだけ。本物の答えは自分の頭で掴むもの
- 良かった日も悪かった日も、分解・分析すれば全部が成長の材料になる
練習とは「上手くなるきっかけ」
僕の答えはこうです。練習とは、上手くなるきっかけ。つまり、練習をすれば必ず上手くなるわけじゃない。新しい感覚や学びを自分で掴んでいけるかどうかは、自分次第なんです。何も考えずこなすだけの練習では、何も残らない。
同じ指導者、同じメニューでも、チーム内で差が出ますよね。これは自分の頭で考えているかどうかの差です。指導者はヒントを配っているだけ。本物の答えは、自分の頭で感覚を掴みに行くものだと思っています。
指導者はヒントを配っているだけ。本物の答えは、自分の頭で感覚を掴みに行くもの。それが本当の自分の力になる。
良かった日を「当たり前」にする
今日いつもより高く飛べたなら、なぜ飛べたのかを考えます。前日のウェイトで神経に刺激が入っていたのか、睡眠や栄養が整っていたのか、気持ちが乗っていたのか。その日だけの調子で終わらせず、理由を徹底的に分解する。
そうやって「なぜ良かったか」を分かれば、再現性高く繰り返せる。良かった日を何回も再現して、それを当たり前にしてレベルアップする。たまたま出た良いプレーを、自分の実力に変えていくんです。
ダメだった日も、必要な経験
じゃあダメだった練習は無駄なのか。僕はそうは思いません。スパイクが決まらなかったのも成長のきっかけ。なぜダメだったのか——気持ちが焦っていたのか、相手の分析が甘かったのか、コンディションが整っていなかったのか。原因を分解して、本番では二度と起こさないようにする。
練習は実験です。どうやったらうまくいくのかを探るための、仮説・実行・検証の繰り返し。だから良い時も悪い時も、無駄な努力なんてない。いい練習にするか無駄にするかは、自分次第。すべては意味付け次第なんです。
全ての練習は意味付け次第。良かった悪かったで終わらせず、なぜかを問い続ければ、どんな経験も成長につながる。


