先週、今年2回目のソフトバレーをしてきました。正直に言うと、一番できていた時を100点とするなら30点。ほんまにボロボロでした。でも不思議と「伸び代しかないな」と思えたんです。この日、僕はひとつだけ課題を決めて練習に臨みました。それは「高さとパワーを活かして、ブロックの上を通すスパイクを打つ」こと。実際にやってみて掴んだ感覚を、全部お話しします。
この動画のポイント
- ブロックが完成する前に打つ——ジャンプの「上がり際」で打つイメージ
- トスに対してかぶり気味に入ると、ボールを上へまっすぐ通せる
- 上を通せるようになると相手の手が上がり、今度は脇が空く——ここから駆け引きが始まる
- ラリー中こそ強打ではなく、ブロックの脇や後ろに落とす冷静さが必要
なぜ「ブロックの上」にこだわったのか
僕はこの半年間、6人制のバレーボールに集中して取り組んできました。そこで身につけた高さ、パワー、ブロックの上からの打ち方——これがソフトバレーでどれだけ通用するのか。それを確かめたかったんです。
ソフトバレーはコートが狭くて、相手が綺麗に手を伸ばしてブロックすると、どうしても触られてしまいます。今までの僕は、それで上を通すことができなかった。でも、それでも通せるようになりたい。自分の高さとパワーとスピードを信じて通せるようになりたい——そう思って練習しました。
意識した4つのこと
1つ目は「早く打つ」こと。相手のブロックが完成する前、伸び切る前に、自分が先に最高打点へ到達する。ジャンプした瞬間に打つ、上がり際で打つイメージです。これができると、たとえブロックに触られても、相手の指にまだ力が入っていないので、ボールがそのまま上を通過してくれるんです。逆にタイミングが少しでも遅れると、完成したブロックに引っかけられる。この差は本当に大きい。
2つ目は「かぶり気味に入る」こと。スパイクを体の前で打ってしまうと、物理的にボールは下へ向かいます。下に打てばブロックに引っかかる。だから、トスに対して自分がかぶり気味になるくらい、ボールの真下までまっすぐ入って打つ。
3つ目は「高く飛ぶ」こと。練習から全力で飛んで打つ。今までの僕は練習であまり全力を出していなかったんですが、自分の限界値を上げるには、練習から100点以上のものを出し続けるしかないんです。
4つ目は「上から下に打たない」こと。どれだけ高い位置から打っても、上から下に叩きつければブロックに引っかかります。ブロックに対して、まっすぐ上を通すような打ち方を意識しました。
大事なのは、迷わないこと。引っかけられて「嫌やな」と迷いが生じると、相手のブロックを見てしまって打つのが遅れる。自分の高さとパワーを信じて、思い切って早く飛んで、早く上を通す。
上が通ると、今度は脇が空く——駆け引きの面白さ
面白かったのはここからです。僕が意識的に上を打ち続けていたら、相手のブロックは手を上に上げざるを得なくなりました。すると今度は、脇が通るようになるんです。
「自分が上を打っている」ということは「相手に手を伸ばさせている」ということ。つまり脇が空く。ここまで理解できると、どう点数を取るかの組み立てができるようになります。
相手にとって僕はどう見えているのか?「上から打ってくる選手だ、上を止めよう」と考えているな——そうやって相手の心理を読むのが、僕はすごく楽しくて好きなんです。これこそがソフトバレーの本当の面白さだと思います。
反省点——ラリー中の強打癖
もちろん、課題も見つかりました。ラリー中に思いっきり強打してブロックに引っかけられる場面が何度もあったんです。
ラリー中って、みんなが繋いでくれているからこそ「決めなきゃ」という気持ちになって、つい強打を打ってしまう。でも相手のブロックは伸びているし、後ろにはレシーバーが2人いる。だからこそラリー中は、落ち着いてブロックの脇や後ろにふわっと落とすことが大事なんです。これは昔からの僕の課題でもあるので、勝つために成長できる部分だと思っています。


